結婚指輪は、一生に一度の買い物。
そのため、本当に自分が気に入ったものを選びたいですよね。
ただ、一概に結婚指輪といっても、素材だけでも種類はさまざま。
そのため「結婚指輪の素材はどんなものにしよう」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そんな中、ステンレス素材の結婚指輪が一部のカップルから注目を集めていることをご存知ですか?
ステンレス素材の指輪は、耐久性や価格の面でとても魅力的な素材。ステンレスはプラチナやゴールド素材ほどは浸透していませんが、知る人ぞ知る素材なのです。
今回は、結婚指輪を購入するためにステンレスについて徹底的に調べた私が!ステンレス素材の結婚指輪の特徴や値段、ほかの素材との違いなどについてご紹介していきます。
ステンレス素材の指輪を買うのにオススメしたいブランドについても挙げていきますので、最後までチェックをお忘れなく!
まずは、ステンレス素材の結婚指輪の特徴やメリットについて、見ていきましょう!
目次
必見!ステンレスの結婚指輪の特徴とは
結婚指輪の専門店などでは、あまり見かけないステンレス素材。しかし、結婚指輪を購入しようと思っているカップルの中には、「ステンレスの素材が欲しい!」と言う人もいます。
結婚指輪といえばプラチナ素材だと思う方も多いですが、ステンレスの素材にも、じつはたくさんのメリットがあるのです。
では、ステンレス素材には一体どのような特徴があるのでしょうか。まずは、ステンレス素材の特徴・メリットを挙げていきます。
錆びにくい
ステンレスの大きな特徴のひとつとして、錆びにくいことが挙げられます。結婚指輪は一生ものですから、きれいな状態が長持ちする素材を選びたいですよね。その点、もともとステンレスは錆びないように作られているので、きれいな見た目を維持できるのがメリットです。
シルバーの素材などでは空気に触れるうちに黒ずんでしまう場合がありますが、ステンレス素材は黒ずむ心配もなし!
安心して結婚指輪を着けていることができます。
そのため、ステンレス素材の結婚指輪は、「一生ものの結婚指輪に錆びや黒ずみがついて欲しくない!」「お手入れしなくてもきれいな状態を保ちたい!」というカップルにオススメです。
購入しやすい価格
ステンレス素材の結婚指輪を選ぶカップルの理由として、購入しやすい価格帯であることもよく挙げられます。結婚指輪の中でいちばん人気の素材はプラチナ素材ですが、希少価値が高い素材のため、価格が高くなってしまいます…(ブランドやデザインにもよりますが、プラチナ素材の結婚指輪は10万円以上するものが多い)。
しかし、ステンレスの素材であれば、ブランドやデザインによりけりですが、3万円あれば購入できる結婚指輪がほとんど。
その上、ステンレス素材の見た目や輝きは、プラチナ素材とよく似ています。
プラチナとあまり見た目の変わりはないのに、値段は大きく下がります。そのため、ステンレス素材が今注目を集めているのです。
「プラチナ素材の指輪が欲しいけれど、高いので購入できない……」「値段を抑えて結婚指輪を購入したい!」というカップルにもステンレス素材の結婚指輪はオススメです。
金属アレルギーになりにくい
金属アレルギーを持っている方だと、結婚指輪選びも一苦労ですよね。「どの素材も自分の体質には合わないかもしれない」と不安を抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、現在金属アレルギーでなくても、「一生ものの結婚指輪なのに、着けているうちに金属アレルギーになってしまったらどうしよう」と心配する方は多いはず。
そのような方は、「サージカルステンレス」という素材の結婚指輪を選んでみてはいかがでしょうか。
サージカルステンレスとは、医療器具にも使われるステンレス素材の中のひとつ。なんとこのサージカルステンレス、金属アレルギーを起こしにくいのが特徴なのです。
そのため、「現在、金属アレルギーを持っている」「結婚指輪を着けているうちに金属アレルギーになるのが怖い」という方は、サージカルステンレス素材の結婚指輪も視野に入れることをおすすめします。
硬度(強度)が高い
硬度が高いということも、ステンレス素材の特徴です。硬度が高くて傷がつきにくいので、毎日つける前提の結婚指輪にはもってこいの素材といえるでしょう。また、熱にも強くて変形しにくいので、ほとんど買ったときの状態のまま着けていられるのもうれしいポイントですね。
ステンレス素材の結婚指輪は、「体を動かす仕事のため、結婚指輪に傷を着けてしまうかもしれない……」「スポーツで激しく動くため、傷や変形が心配……」「きれいな状態のまま長持ちさせたい!」と思っているカップルにはぴったりの素材です。
ステンレス素材の結婚指輪には、大きく分けて「錆びにくい」「購入しやすい価格」「金属アレルギーになりにくい」「硬度が高い」という4つの特徴・メリットがありました。
では、ほかの素材と比べると、ステンレス素材はどのような違いがあるのでしょうか。
チタンやシルバーと何が違う?比較してみた
ここまでステンレス素材の良いところをご紹介していきましたが、「実際、ほかの金属と比べると、ステンレス素材ってどうなの?」と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、結婚指輪の素材として使われている「シルバー」「チタン」「プラチナ」と比べた、ステンレス素材のメリットとデメリットをご紹介していきます。
シルバー素材と比較
光沢がきれいなシルバー素材と比べると、ステンレス素材にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ステンレス素材のメリット
シルバー素材と比べたステンレス素材のメリットは、強度が高いこと。ステンレス素材は、強度が高いことが大きな特徴のひとつのため、傷がつきにくく変形もしにくいのです。一方、シルバー素材はやわらかくて変形しやすいのがデメリット…。シルバーだけでは、とてもやわらかくなってしまうため、強度を上げるために銅などの素材が混ぜられていることも多くなっています。
ステンレス素材のデメリット
シルバー素材と比べたステンレス素材のデメリットは、輝きが劣ること。ステンレス素材は、プラチナ素材と見た目が似ており、輝きは美しいです。しかし、シルバー素材と並べると、輝きは少し劣って見えてしまうでしょう。
一方、シルバー素材は、強い輝きがあるのが特徴です。その輝きは、シルバーを磨けば磨くほど増していきます。
「輝きがすてきだから」といってシルバー素材の結婚指輪を選ぶ人もたくさん。
チタン素材と比較
結婚指輪の素材として最近注目され始めているチタンと比べると、ステンレス素材にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ステンレス素材のメリット
チタン素材と比べたステンレス素材のメリットは、値段が安いこと。ステンレス素材の結婚指輪は、ブランドやデザインによって大きな幅がありますが、3万円ほどあれば購入できます。1万円代の結婚指輪もたくさんあり、中には1万円を切るものも。
一方、チタン素材の結婚指輪は、ステンレス素材と比べて値段が高い傾向があります。
ステンレス素材と同じくブランドやデザインによって大きく異なりますが、5万円代の結婚指輪も多々あります。そのため、安さを求めるならばステンレス素材がおすすめ。
ステンレス素材のデメリット
チタン素材と比べたステンレス素材のデメリットは、素材自体に個性が出しにくいこと。ステンレス素材は、プラチナと似ている見た目で、それ以上にもそれ以下にもなりません。つまり、色や輝きは変えられないのです。
一方、チタン素材は、カラーバリエーションがたくさんあるのが特徴。チタンの表面の酸化皮膜によって、グリーンやブルーといった鮮やかな色の結婚指輪を作ることができるのです。
そのため、チタンの素材は、結婚指輪に個性を出したいカップルに選ばれる傾向があります。
プラチナ素材と比較
結婚指輪の定番と呼ぶのにふさわしいプラチナ素材と比べると、ステンレス素材にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ステンレス素材のメリット
プラチナ素材と比べたステンレス素材のメリットは、なんといっても価格が安いこと。前述した通りステンレス素材はプラチナ素材と見た目が似ているのに、とても購入しやすい価格帯です。
一方、プラチナ素材は、ステンレス素材と比べてとても高価だといえます。
通常10万円以上はかかってしまう場合が多いため、安さを求めるカップルにはプラチナ素材は向いていません。
ステンレス素材のデメリット
プラチナ素材と比べたステンレス素材のデメリットは、価値がどうしても劣ってしまうこと。ステンレス素材は購入しやすい価格で有名なため、「結婚指輪の素材としてふさわしくない」という人もいます。
本人たちが良くても、親や親族がステンレス素材の結婚指輪を許してくれないというパターンも…
一方、プラチナ素材は、希少価値が高いため、一生ものの結婚指輪にはふさわしいとされています。「結婚指輪=プラチナ」と思っている人もたくさん。
そのため、結婚指輪の価値を求めるならば、プラチナ素材をオススメします。
ただ、ここだけの話…ステンレス素材はプラチナ素材と似ているので、まじまじと見なければあまり違いは分かりません。
本人たちが黙っていれば周りの人は気がつかない可能性も高いです。
ステンレス素材は、「シルバー」「チタン」「プラチナ」素材と比べると、さまざまなメリット・デメリットがありました。
安いことが特徴のステンレス素材ですが、実際にはどのくらいの値段で販売されているのでしょうか。次で詳しく解説していきますね。
結婚指輪の値段はどれくらい?オーダーメイドや店舗ごとに解説
結婚指輪を購入するときは、「オーダーメイドで作る場合」と「すでにできているデザインを店舗で購入する場合」の2つに分かれます。そこで、ステンレス素材の結婚指輪の値段を、オーダーメイドと店舗購入の2パターンに分けて解説していきますね。オーダーメイドと店舗では、どのように値段が違うのでしょうか?
※(ただ、結婚指輪の値段はブランドやデザインによって大きく左右されます。そのため、ここでお話しする相場感は、参考程度に留めておくことをおすすめします。)
オーダーメイドで結婚指輪を作る場合
オーダーメイドの中にも、「フルオーダーメイド」と「セミオーダーメイド」の2種類があります。- フルオーダーメイド⇒希望のデザインを一から注文できるオーダー方法のこと
- セミオーダーメイド⇒あらかじめ決まったデザインを選んで、好みの模様や宝石などを追加していくオーダー方法のこと
Fissのセミオーダーメイドの特徴は、強度が高いステンレス素材には本来難しいとされてきた「誕生石のはめ込み」や「刻印」ができることです。サイズは、1〜30号まで幅広く選べます。
そんなFissのセミオーダーメイドの結婚指輪は、約25,000円ほどで手に入ります。
ただ、オーダーの要望によっては、値段が上がっていく可能性もあるため注意しましょう。
既存デザインを店舗で購入する場合
既存デザインを店舗で購入する場合の値段は、アクセサリーを取り扱う店舗「ジーラブ」を例にして見ていきます。ジーラブでは、無限大を意味するインフィニティステンレスリング(結婚指輪)が、2本セットで11,880円(税込)です。そのため、1本あたり約6,000円で結婚指輪が購入できます。
このように、決まったデザインを店舗で購入するなら、1万円を切る店舗もたくさんあります。安さを重視しているカップルにとっては、とても魅力的な値段なのではないでしょうか。
ここまで読んで「ステンレス素材の結婚指輪が欲しい!」と思ったカップルもいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、ステンレス素材の結婚指輪を購入するのにオススメのブランド・店舗を3つ、ご紹介していきます。ステンレス素材が気になっている方は必見です!
ステンレスの指輪を買うなら!おすすめブランド3選
たくさんの種類から選びたいなら「Fiss(フィス)」がおすすめ
先ほどセミオーダーメイドのステンレス素材の結婚指輪でご紹介したブランド「Fiss」は、ステンレス素材の結婚指輪を購入したいと思っているカップルにおすすめのブランドです。ステンレス素材の指輪はなかなか見つかりませんが、Fissでなら豊富な種類の中から選ぶことができます。もちろん、セミオーダーメイドも!
既存のデザインの中でもいちばん人気なのが「Vie」という名のデザインです。
男性用と女性用ともにクロスのラインが特徴的で、女性用のリングにはピンクメッキの素材も使われています。かわいらしいデザインの指輪が欲しい方には、おすすめのデザインです。
ペアだと、16,200円(税込)で購入できます。
信頼を集めるブランドがいいなら「THE KISS(ザ・キッス)」がおすすめ
ステンレス素材の結婚指輪を購入するのなら、アクセサリーブランド「THE KISS」もおすすめします。THE KISSは、関東を中心にして、北は北海道から南は沖縄まで店舗を展開しているアクセサリーブランドです。そんなTHE KISSでは、金属アレルギーが起こりにくい「サージカルステンレス」素材の結婚指輪を販売しています。
たくさんあるデザインの中でも人気を集めるのが、THE KISSの中の「toU by THE KISS」というブランドから出ている「TR9041-P」という品番のデザインです。
やわらかい雰囲気の丸い指輪の上下に細いラインが入っているところがポイントです。優しい雰囲気の指輪を求めている方におすすめ。ペアで10,800円(税込)、単品での購入もできます。
THE KISSのブランドは、サージカルステンレス素材の指輪も用意しているため、金属アレルギーを持っている方や金属アレルギーになるのが怖い方におすすめのブランドです。
ダイヤモンドに憧れているなら「ジーラブ」がおすすめ
最後にご紹介する、ステンレス素材の結婚指輪を購入する方におすすめのブランドは、先ほども挙げた「ジーラブ」というブランドです。ジーラブはさまざまな素材のアクセサリーを販売しており、もちろんステンレス素材の指輪も多数販売しています。その中でも人気なのが、「R1182_3」という品番のウェーブラインステンレスマリッジリングです。ウェーブラインに沿ってダイヤモンドが入っており、結婚指輪をゴージャスで上品に魅せたいという方におすすめします。ペアだと14,580円(税込)で購入できます。
刻印はできる?気になる疑問に回答
「いざ、ステンレス素材の結婚指輪を購入しよう!」となったときに、「刻印はできる?」「サイズ直しは?」など、いろいろと疑問が浮かんでくるでしょう。そんなカップルたちの不安を解決するため、最後に、よくある質問をまとめていきます。実際に購入したいと考えている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか?
Q1.結婚指輪に刻印できるのか?
A1.ステンレスは強度が高いゆえ、加工しにくい素材です。購入した結婚指輪に刻印するのも容易ではありません。そのため、刻印を行っているブランドが少ないのが現状。しかし、「Fiss」ではセミオーダーメイドで刻印も受け付けています。また、レーザーなどを使って特殊加工をしているブランドを探してみてはいかがでしょうか。
Q2.サイズ直しはできるのか?
A2.強度が高いステンレス素材の結婚指輪は、基本的にサイズ直しが難しくなっています。できたとしても、高い追加料金がかかる場合も。せっかくこだわって選んだ結婚指輪が、指のサイズの変化によって着けられなくなるのは悲しいですよね……。特に女性は、結婚してから妊娠や出産などのイベントで、指のサイズも変わる方もいます。
そのため「購入したブランドがサイズ直しを受け付けているのか」を購入時に確認しておくのをお忘れなく!
Q3.ステンレス素材の結婚指輪はどこで買えるのか?
A3.結婚指輪の素材として、まだメジャーではないステンレス。残念ながら、購入できるブランドは少ないのが現状です。そのため、今回ご紹介した3つのブランドをのぞいてみることをおすすめします。ただ、注目を集めている素材のため、今後は取り扱うブランドがどんどん増えて行くかもしれません。ステンレス素材は安いため、ブランドが増えたときに結婚指輪を買い直すのもおすすめです。
Q4.デザインはたくさんあるの?
A4.ステンレス素材の結婚指輪は、残念ながらあまりデザインが豊富ではありません。なぜなら、強度が高く加工しにくい素材のため、凝ったデザインが作りにくいからです。そのため、ステンレス素材の結婚指輪が欲しいカップルは、凝ったデザインにこだわるのではなく、ダイヤモンドや誕生石などでオリジナリティを出してみてはいかがでしょうか。
結婚指輪自体の値段が安いため、装飾にお金をかけるのもいいかもしれませんね。こだわりが強いのなら、オーダーメイドで結婚指輪を注文するのがおすすめです。
まとめ
まだ結婚指輪の素材としてあまり使われていないステンレスは、多くのメリットから、一部のカップルに人気があります。ステンレス素材の結婚指輪が気になった方は、ぜひ気に入るようなデザインを探してみてくださいね。錆びにくいのが特徴の長持ちするステンレス素材の結婚指輪で、永遠の愛を誓ってみてはいかがでしょうか。きっと結婚指輪が、その愛を永遠に続けるサポートをしてくれるはずです!